grin-gran’s diary

手作り旅が大好きなアラ還女子が綴る旅の記録

アラ還女の手作り個人旅行 スペインバスク地方とバルセロナ 5日目

5日目です。

 

朝7時にタクシーをアパートに呼んでもらいました。このアパートはフロントのフレンドリーなスタッフのおかげで快適に過ごせたな。Donostia-San Sebastian StationでAlviaという特急列車に乗りました。(日本でネットで切符は取っており、印刷したものを見せて駅構内に入った。)7:28発、バルセロナ13:20の長旅。車窓を楽しみながらゆっくり移動するのも好き。しかし、窓から見える景色は荒野ばかりで、特筆すべき景色は全くというほどありませんでした。しかも、折角一等車両に乗ったのに、まさかの猫を連れている人がいて、みゃーみゃー鳴き通し。信じられない。すぐ後ろには赤ん坊もいるし、前はたばこ臭い女。もう最低の席に座ってしまったなあ。

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お昼になってハムとチーズのホットサンドとオレンジジュースを車内で買ってランチ。6時間かけてやっとこさ、バルセロナサンツ駅に着きました。Renfeローカルに乗り換え、カタルーニャ広場まで移動。スリが多いと聞いていたので緊張しながらスーツケースをがらがら引っ張って、アパートへ。カタルーニャ広場から徒歩5分くらいのところです。英語がたどたどしい女の人が出てきて、部屋に案内してくれました。このアパートは古い建物ですが、中の部屋は広かった。3ベッドルームに2バスルーム(しかし同時にシャワーを浴びると水になり、2バスルームの意味がなかった)。リビングルームも広かった。請求額がBooking.comの予約額より€10高かったので、スペイン語で書いてある予約の紙を見せたら、納得してくれた。いつもBooking.comの予約確認ページの現地語の印刷もしていくが、役に立ったのは初めて。嬉しかった。

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それから、サグラダファミリアの受難の塔のエレベータ予約の時間に間に合うように、Metroに乗って移動しました。MetroはT10という回数券を買いましたが、3人で合計3回乗ったのでちょうど良かったです。駅から地上にでるとそこにサグラダファミリアがどーん!と圧巻の姿でそびえていました!すごい迫力。そして美しい。新しい塔と古い塔とはずいぶん色が違うんだなと思いました。ネットで予約していたので、プリントアウトしていた紙を見せて中へ。日本語のオーデイオガイドに従って見ながら歩きます。生誕のファザードは生命に満ち溢れていて、受難のファザードは厳しい表情をしていました。筋肉や骨をイメージした柱もあって、全く印象が違いました。中はステンドグラスに西日が当たってとても美しい空間になっていました。通常の教会とは違う、ガウデイの考える空間美を味わうことができました。人は多かったけれど、堪能しました。受難の塔のエレベータで昇ったけれど、何てことはなかったです。塔の上のフルーツがはっきり見えたくらいのことかな。しかし、サグラダファミリアへは一度行かないとと思っていましたが、行って良かったです。

 

またMetroでカタルーニャ広場へ戻りました。El Conte Inglesというデパートの最上階で念願のパエリアを食べました。白ワインも。脂っこかったけれど美味しくいただけました。大晦日だったので、人々もお祝いムードって感じでした。下にはスーパーがあり、ワイン、ビール、ハム、ヨーグルトなどを買いこんでアパートに戻りました。外は夜通し大騒ぎで大晦日の夜を楽しむ雰囲気でしたが、私たちは早々に寝ました。あっという間に旅ももうすぐ終わりです。